石狩川(イシカリガワ・江別地区)において,生物の生育環境保全を目的にワンドを造成しました。
ワンドが生物にとって重要な生息環境であることは周知されており, 多くの河川事業でワンド造成が取り入れられています。しかし,造成する場所や形状の選択, 効果の発揮や維持という点では,まとまった知見がありません。 試行錯誤の結果として,失敗事例も多く生じています。
石狩川では,流れ場の数値シミュレーションを基に造成の試行地を選定し,平成13年3月に施工を行いました。 現在は,地形/流況/動植物分布/等について,モニタリングを実施しています。