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樹木根系の斜面安定効果の研究

2015年2月25日 主要実績 砂防分野

研究開発

従来から、樹木の密生している斜面では、樹木の根系ネットワークの力により、 斜面崩壊(崖崩れ)が発生しにくいと認識されています。しかし、樹木根系の斜面安定効果は、 根系分布の推定方法と、根の抵抗力の評価方法が確立されていないため、現在の施設設計では 評価されていません。そこで、防災計画部では平成13年より、北海道立林業試験場の防災林課と 共同して、これら課題を解明し、樹木根系の効果を施設設計に反映できるように研究を進めています。
具体的には、実際の斜面で樹木を掘り返して根系分布を調べたり(写真1・図1)、 根一本ごとに引っ張り抵抗力を調査したり(写真2)、樹木のせん断試験(写真3)を行ったりしています。
この研究が進めば、斜面対策に根系効果を加味することにより、対策施設と根系効果の複合によ り斜面安定を図ることが可能になります。その結果、斜面の樹木を保全することで、 生態面・景観面での効果と、 従来の設計方法より対策施設を減らすことによるコスト面での効果が期待できます。

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