冬のおすすめ自然観察~めんこい冬芽ちゃん~

お昼休み。会社の駐車場にて。めんこい子と目が合った。

にこりと微笑むこの子は、ソメイヨシノ(サクラの仲間)の冬芽です。

顔のように見えるのは葉痕(ようこん)で、

葉柄がくっついていた部分の断面が見えている状態です。

目や鼻に見えるのは維管束痕(いかんそくこん)で、水や養分が通る管の断面。

 

葉痕の形や維管束痕の配列は樹種によってさまざまで、小人や動物の顔のように見えることがあります。

冬はなにもなくて退屈だな~と感じている、そこのアナタ☝

ぜひぜひ近くの公園や、自宅の庭に生えている木々たちに目を向けて見てください。

(不審者だと思われる可能性あり(笑))

 

ソメイヨシノのお隣には、無気力顔のコアラがいた。栗みたいな帽子(冬芽)、かわいいですね。

こちらはコブニレ(ハルニレの一品種)です。どのくらいの大きさかというと・・・

スケール=野表のか細い小指  小指の爪よりはるかに小さいです!

ぱっと見は顔があるなんて全く分からないですよね・・・かわいい顔を見つけた時は、喜びが大爆発。

こちらは渡邊さんが最近買ってきてくれたマユミ。(札にマユミと書いてあったけど、若干疑わしい。今後、要観察。)

繁忙期で若干気が滅入る時期ですが、休日の冬芽ちゃん探しが大事な気晴らしになってます。

個人的にですが、今年は帯広・旭川・小清水で冬芽観察会&講義をやらせてもらいます~

もしどこかで案内を見かけたら、ぜひご参加ください♪

最後に、最近のお気に入りの一枚。ホザキナナカマドの冬芽と葉痕。

吊り目で若干、俳優の綾野剛さんぽい。いや、シシ神か・・・?🦌

2025年4月8日環境,北海道の生き物たち,北海道のいい景色

Posted by yuinoomote