【R6】札幌工業高校土木科3年生「課題研究」の教育支援 Part-3

当社では、北海道札幌工業高等学校土木科3年生の授業「課題研究」の教育支援を行っています。 本ブログでは、どのような活動を行っているのか紹介します。

※この記事はPart-3です。

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第5回-施工

第4回で立案した施工計画を基に作業を行っていきます。 第5回では、札幌建設管理部の職員の方7名と札幌市豊平川さけ科学館の職員の方2名がお手伝いしてくださりました。

施工計画の内容 【右岸側】 土砂運搬(30分)→敷均し(30分)→休憩(10分)→敷均し(50分) 【左岸側】 巨石の除去(15分)→敷均し(30分)

 

作業内容の確認とKYT(危険予知トレーニング)

作業に取り掛かる前に、参加者全員で当日の作業内容の確認と、工具などを使用することからKYT(危険予知トレーニング)を行いました。

KYT(危険予知トレーニング) 工事や製造などの作業に従事する作業者が、事故や災害を未然に防ぐことを目的に、その作業に潜む危険を予想し、指摘しあう訓練である。ローマ字による表記 Kiken Yochi Training の頭文字をとってKYT(ケーワイティー)、あるいはKY訓練/KY活動(KYK)とも呼ぶ。 (wikipedia -危険予知訓練)

作業内容の確認の様子  

区画の設定

いよいよ作業開始です。土砂の運搬・敷均しを行う前に、施工を行う範囲を50テープやスタッフを使用してピンポールで区画の目印を設置しました。 左岸側の区画  

土砂運搬・敷均し

上流側に土砂が溜まっている場所があるため、そこからバケツやネコを使用して土砂の運搬を行いました。また、土砂運搬の作業と並行して、土砂の敷均しの作業も行いました。 右岸側の作業はこれで完了です。 土砂運搬の様子 土砂敷均しの様子    

巨石の除去・敷均し

続いて左岸側の作業に移ります。左岸側は大きな石を除去し、細かい土砂に入れ替える作業を行いました。 土砂の入替の様子  

完成

左岸側・右岸側ともに施工完了です。 左岸側施工後 右岸側施工後

施工前の空撮

施工後の空撮  

出来形の確認と測量

施工が終わり、次は出来形の確認です。土砂をどの範囲に設置したのかを記録し、その結果を図面に反映させます。また、併せて施工後の測量も行いました。 出来形の確認の様子   第5回はこれで終了です。ただ、この施工の1週間後・・・ 大雨により琴似発寒川が増水し、施工した土砂がすべて流されてしまいました。。。 増水後の左岸の様子 増水後の右岸の様子  

第6回-増水により土砂が流出。土砂が流出しない対策を検討

土砂が流出してしまったことを踏まえて、再度作戦会議を行いました。 作戦会議の様子 この作戦会議の結果、左岸側の施工内容を変更しました。 ①水深60cmまで掘削し、こぶし大の石を下面から20cm程度敷設し、その上に粒径1~3cm程度の礫を20cm程度敷設する。 ②下流の留石をアーマードして敷設した礫を動きにくくする。 礫の敷設方法のイメージ図   平面図 横断図  

第7回-再施工

第6回で再検討した内容を基に再施工を行いました。  

施工内容の説明

今回も札幌建設管理部の職員の方がお手伝いしてくださりました。 まず初めに作業内容を生徒の皆さんから説明してもらいました。 生徒から作業内容の説明  

土砂運搬・選別

前回同様、まずはじめに土砂を運びました。その後、ある程度土砂が溜まってきたところで、こぶし大の石と1~3cm程度の礫を選別しました。 こぶし大の石と礫の選別  

河床の掘削・こぶし大の石、1~3cmの礫を敷設

河床を掘削し、こぶし大の石、礫を敷設しました。

礫の敷設状況 

第8回-検証

第7回の再施工から1か月後実際に産卵をしたかを確認しました。  

札幌市豊平川さけ科学館のご協力の元産卵床らしき場所を掘ってみると。。。

無事産卵してくれていました!

掘り起した産卵床の中の卵

最後に

生徒の皆さんが5月から10月まで約半年間行ってきた課題研究の内容を全3パートで紹介してきました。

一度施工したものが出水により壊れてしまい、正直私自身は「産卵環境を造りました。でも増水で壊れてしまいました。」で終わってしまうのかと思っていましたが、生徒が「再施工したい!」と聞いたとき高校生のやる気ってすごい!と思いました。また、更に無事産卵してくれたため私もとてもうれしかったです。

次年度以降も札幌工業高校の教育支援の投稿などしていきますので宜しくお願いします。

 

ではまた~

yuma

趣味は、車、ドライブ、釣り、料理、その他諸々! 多趣味な自由人!