治水と環境。
2つの想いを形にする、
未来への川づくり。
2つの想いを形にする、
未来への川づくり。
河川部Y. H.2020年 新卒入社

自然と人が共生する川を、
この手でつくりたい。
- 入社のきっかけを教えてください。
- 私は岐阜県の出身ですが、高校の修学旅行で訪れた北海道の自然に惹かれ、北海道の大学に進学。大学では水圏生物・環境を専攻しました。休日に川を散策する中で、住民の方から河川整備によって起きる、動植物の生息環境の変化があるという実態を知り、治水機能と豊かな自然環境を両立させる「川づくり」がしたいと考えたのが、入社のきっかけです。
- まさに、今の仕事でその想いを実現しているのですね。
- はい。河川の計画・設計が主な仕事ですが、環境への配慮も意識しています。入社2年目に遊水地の設計に関わった際、上司が私の想いを考慮し、ただの空き地ではなく、多様な環境が創出できる水辺を設ける案を一緒に検討してくれました。個人の意思を尊重し、挑戦させてくれる社風に感謝しています。
- ご自身の設計が形になった時は、やはり嬉しいものですか?
- もちろんです。自分がPC上で引いた線が、現実の構造物として完成した姿を目にした時の感動は忘れられません。施工後に利用者の方から感謝の言葉をいただいた時は、この仕事に就いて良かったと心から実感できました。

答えは、現場と、発注者との対話の中に。
- 仕事の難しさはどんなところに感じますか?
- 現場の状況は一つとして同じではありません。既設の構造物があったり、図面にはない条件が見つかったり。だからこそ、発注者が「どう使いたいか」を深く理解するための対話が不可欠です。仕様書の内容を汲み取り、提案・形にしていく過程に、この仕事の奥深さがあります。
- 仕事の一番のやりがいは何でしょうか?
- 人々の命や財産を守る「治水」という大きな意義と、生物が豊かに暮らせる「環境」を未来に残していくこと。その両方を実現できる点です。時には安全のために強固な護岸が必要な場面もありますが、エリアごとに最適な方法を考え、後世に残るものをつくれることに、大きなやりがいを感じています。
- どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
- 人々の暮らし・財産を守る仕事に意義を感じられる人。そして、自ら積み上げ、何かを「つくり上げる」ことが好きな人だと思います。物事を俯瞰的・客観的に捉えて、ゼロから形にしていく過程を楽しめる人には、面白い仕事です。

- 求職者の方へメッセージをお願いします。
- 当社は、若手のうちから様々な分野の専門家の下で学べ、実力をつけられる環境です。面倒見の良い先輩が多く、悩んだ時はすぐに相談できます。人々の安全と自然環境を守り、後世に残す仕事に興味がある方は是非来てみてください。
SCHEDULE OF A DAYとある1日の流れ
- 8:30出勤、調査場所へ直行
- 10:00現地調査
- 12:00昼食
- 13:00現地調査
- 15:00移動、発注機関を訪問
- 16:00発注者へ報告・打ち合せ
- 19:30帰社、後片付け
- 19:50退社
PAST AND PRESENTあの日のまなざしと、
いま見ている風景
- 入社時2020年
- 学んできた環境の知見を活かし、
豊かな川を守りたい。
- 現在2025年
- 設計の技術を磨き、治水と水辺の環境の
両方を満たす川づくりがしたい。