動植物や魚類調査といった専門知識を活かし、自然環境を保全し、豊かな地域づくりを支える仕事です。
自然と共生する未来の地域づくりに貢献し、確かなやりがいと達成感を味わうことができます。

活かせる専攻分野

土木、建設、環境、森林科学系など(土木工学・河川・砂防・自然環境に関する専門学科)

業務内容

河川環境の調査

河川環境の調査として、魚類・鳥類・植物などの生息・生育状況や繁殖状況を評価し、環境保全・整備のためのデータを収集します。

河川環境の計画・設計

自然環境を保全し、豊かな地域づくりを実現するための河川環境計画や設計を行います。また、水害を防ぎながら自然な河岸・水際を再生する「多自然川づくり」に取り組み、動植物の生息・生育環境を保全・整備します。

モニタリング・提案

調査結果を基に課題を抽出し、環境の配慮から定量目標を設定し、改善・改良の計画・提案を通じて河川整備へ「条件」を提示します。

グリーンインフラへの取り組み

遊水池(洪水の貯留池)における湿地環境の創出・モニタリングなど、防災と環境保全を両立させる取り組みを行います。

植物相調査

砂防えん堤のスリット化改良

多自然川づくり(精進川)

この職種のPOINT

豊かな自然環境の保全・創出

良好な河川環境を守り、創り出すことに直接貢献できる点が大きな魅力です。動植物の生息環境を考慮した「多自然川づくり」の計画・設計に携わり、生態系を守る役割を担います。

環境と防災の両立

水害対策と環境保全を両立させる「グリーンインフラ」のような取り組みを通じて、自然と共生する持続可能な地域づくりに貢献できます。

「生きもの調べ」の専門性

魚類、鳥類、植物などの詳細な河川環境調査を通じて、生物多様性の保全に貢献する専門知識と経験を深めることができます。環境DNAなどの先進的な調査手法にも携われます。

      

この職種で働く社員